「私たちは元々もっとよく生きられるのに」、と、彼女はノートにそう書き下ろした。不幸は頭の上に壊れた天井のように、突然で、逃げられない。「美しさは罪ではない」と、こころの中に彼女はきっとそう思ってたでしょう…

この小説は、モノローグっぽいな小説が好きな読者たち、私小説が好きな読者たち、心理描写が好きな読者たち、新た結構で書き築けた小説が好きな読者たち、また、こころが辛いの読者たちにおすすめ～

この小説自身は、三人称モノローグ小説だと思います。三人称とは言え、普通のとは違います。まるでカメラが主人公の後ろについていて、主人公のありのままを写すのように、視線の移し、表情の変化、手の動き、無論会話とか、考えとか、すべてが含めています。
それから、モノローグの部分も、この小説の特徴だと思います。モノローグのとき、三人称か一人称か、その限界が薄くなり、乃至消えたとでも思います。
この小説の内容を簡単に言うと、ある事件に遭って、そのあと主人公は連続の日常の中にまわりの人たちにまた自分に対する様々な考え、感想を書き留めた物語なんです。現実と関わりところも多い故、虚構と現実との距離も共に溶けていきます。
けれども、主人公はただの学生で、彼女が出来ることは、インタネットで色々を知り、そして知ったことにいろんな感想を作り出すにしかなかったのです。主人公は、ただの現代社会に多く存在してる考えすぎの普通の人なのです。辛い、けれども酷くない、悲しい、されどまだ耐えるのです。書き下ろしたもの、長くはない、長ければモーメンツの文字に過ぎない、話し出したもの、遠くはない、遠ければ遊びに行く時の世間話にしかない、そんな現実なんです。